Suara ディナーショー 2010@大阪Flamingo the Arusha

「キミガタメ」のアレンジに度肝を抜かれた…
−セトリ−
01.home
02.大樹のそばで
03.赤い糸
04.雪の魔法
05.POWDER SNOW
06.木綿のハンカチーフ
07.春夏秋冬
08.睡蓮-あまねく花-
09.はじまりの約束
10.遠い街
11.太陽と月
12.キミガタメ
13.明日へ-空色の手紙-
14.夢想歌
15.天音唄
16.星座
17.睡蓮-あまねく花-(Piano)
ホームグラウンド開催ということにちなみ開幕曲はギターのみで「home」
ピアノ・弦・パーカスが加わり、「大樹のそばで」「赤い糸」は、いい意味でもはやCDとは別次元の曲
弦付の「POWDER SNOW」に、ただただうっとり聴き入る
カバー曲で「木綿のハンカチーフ」というのはパッと聞くと意外に思ったけど、歌詞を噛みしめると、離れた恋人が徐々にすれ違いを重ねていき別れに至るという情感がいかにもSuaraにぴったりな曲だな、と
歌い方も男パートと女パートで声色を使い分けたり、とても感情の籠った歌いっぷりだった
そんな感情の移ろいを歌った後に、今度は季節の移ろいを歌った「春夏秋冬」をもってくるのは見事
アルバム「アマネウタ」よりということで、「睡蓮-あまねく花-」「はじまりの約束」「遠い街」と続く
初期のSuara曲好きとしてはたまらないセトリ
そして「キミガタメ」
JAZZバーでかかりそうな雰囲気の、落ち着いたけだるい感じのピアノ前奏で始まり、ギター&パーカスもそれに合わせるように進行
そして度肝を抜かれたのが、2サビ間奏後のボサノバ風アレンジ
それまでの曲調からガラっと変わって、一転情熱的な演奏でENDまで進行
テーブルに同席した他のお客さんも絶賛のアレンジ
これ聴けただけでも大阪来た甲斐あった
夢想歌」の弦は、さながら葉加瀬太郎風味で楽しかった
各テーブルに置かれた手作りキャンドルの光のみの照明下で歌われた「星座」も雰囲気あった
南青山曼荼羅でのライブも雰囲気たっぷりで好きだけど、今日のライブはそれをさらに超えるクオリティであり、ライブの理想系だなぁと思えるライブだった