感想

1曲目が始まる前、マニピュレータではあるんだけど、ストリングスで今までの代表曲のスピンオフ版を流すというニクイ演出
この演出は栗の子本人にとっても「来る」ものがあったようで、「fantastic arrow」の入りで感極まって泣いてしまったり
(サビあたりから持ち直した)
後のMCで「あれが流れてるのを(ステージの後ろで)聞いてる時、今までの大変な時とか、つらい時とか、色々なことを思い出して…」と述懐してたけど、それくらいこの開幕演出の編曲は神掛かっていたと思う
この(嬉しい)アクシデントとMCだけでも、はるばるやってきた甲斐があったなと思ったよ
セットリストとしては、想像していたベスト構成ではなくアルバム全曲プラスアルファだったけど、アルバム曲にもいい曲が多いなって改めて感じさせてくれたという意味では良かったと思う
特に、栗の子自らピアノを弾いて歌った「12.桜の光の中で」はライブ前と後でだいぶ印象が変わったな(もちろん良い意味で)
客層は名古屋独特のまったりムード(アージュ曲で騒ぐのは常としても)
栗の子がMCの時に何回か着席を促したのもあり、「ライブ」というよりは半分くらい「コンサート」な感じでした
不満があるとすれば、生弦じゃなかったことかな
アルバムのPV見ちゃうとどうしても弦部隊を期待してしまうよ